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運動神経が良くなるための運動?

皆さん、こんにちは!

アロハキッズの池田です。

 

今週の大阪は1週間を通して雨模様でした。

先週までの春らしい温かさは、一体どこへいったのか・・・。

大阪湾に迷い込んだクジラがなくなったというニュースもありました。

地球規模での気候変動が影響しているのでしょうか。

いずれにしても、三寒四温で少しずつ春に向かっていっていることでしょう。

皆さまも体調にはお気をつけてお過ごしください。

 

●運動神経って何?

さて。

今、これを読んでいただいている皆さまは、ご自分の運動神経を良いと思われますか?

・子供の頃は足が速かった

・小学生の頃はバク転ができた

・小さい頃から運動が苦手だった

・昔から何もないところでつまずく

・大人数の間をかきわけてスムーズに歩くことができる

などなど、運動の場面から日常生活まで、様々な場面で皆さんの運動神経は働いています。

 

専門的な話をすれば、ヒトが行動をとる際の大まかな順番は下記の流れです。

●外界の様子を感じる(視覚・触覚など)

●感覚神経を通して、その情報が脳に伝わる

●運動神経を通して、筋肉(身体)を動かすように指令がだされる

●実際に筋肉が動いて行動する

と、なります。

 

例えば・・・

●前から人が歩いてくるなぁ。たぶん右に行くだろう

●自分は左に進めば、前から来る人にぶつからずに進むことができるだろう

●身体全体を左方向に向けて歩け

●実際に左方向に向かって歩く

と、なります。

 

つまり、身体からの情報を脳がキャッチして(感覚入力)、その情報をもとに脳が運動神経を通して実際に筋肉に身体を動かすように指令をだしているのです。

身体を動かすために必要な能力は?

運動神経から指令を受けた筋肉は、その指令に従って動きを行います。

その際に2つの能力が必要とされています。

①身体能力

②協調性能力

です。

 

身体能力は読んで字のごとく「筋力」「全身持久力」「柔軟性」などを指します。

一般的に「体力がある・ない」という指標で判断される要素です。

めちゃくちゃマラソンが早い方に対して「運動神経が良い」という評価をすることは、あまりないですよね。

どちらかとえば「持久力があるよね」という評価をすることが多いと思います。

 

一方、協調性能力は「敏捷性」「瞬発力」「平衡性」などを指します。

言い換えれば、自分の身体を思い通りに動かせる能力ということができます。

サッカーやバスケットボールで華麗なステップで相手をかわす選手。

倒立で教室の端から端まで歩ける小学生。

このように、自分がもっている筋力や柔軟性などを合わせてスムーズに身体を動かすことができる能力を協調性能力と呼びます。

●遺伝か環境か

私たち人類がこの地球上に誕生して、約700万年。

そして、現代のヒトであるホモ・サピエンスが出現して約20万年。

それまでは生きるために自ら身体を動かし食料を手にいれていました。

つまり、生きるために身体を動かす必要があったわけです。

しかし、現代では特段身体を動かすことなく生きることができます。

スーパーへの買い物ですら、全て宅配で済ませることができる時代です。

 

そんな中、上述した2つの能力。「身体能力」と「協調性能力」。

前者は比較的遺伝的な影響を大きく受けるとされています。

両親が短距離走が得意であれば、その子供もやはり持久走よりも短距離走が得意になる確率は高い。

これは何となく皆さんの周りを見渡してみても、ある程度納得できるのではないでしょうか。

では、協調性能力はどうでしょうか。

こちらは、比較的後天的な要素が強いのではないかと言われています。

つまり、遺伝的要素はあるものの、幼少期に親から身体を動かす環境を積極的に与えられたかどうかということの影響の方が大きいと考えられています。

また、あわせて適切な睡眠時間の確保や排便習慣も運動神経の発達に関係すると言われています。

 

結局、遺伝か環境かといわれれば、体格や得意な運動については遺伝的な要素が大きいけれど、運動神経が良いかどうかは幼少期の環境にある程度左右されるということが言えます。

 

こちらは有名は「スキャモンの発達曲線」

生まれてから年齢別で、それぞれの身体の機能が発達しやすい時期を表しています。

 

①リンパ型

免疫を司る機能を指します。

②神経型

脳・脊髄・視覚などの感覚機能を指します。

③一般型

身長や体重などの骨格を指します。

④生殖型

男女それぞれの生殖機能を指します。

 

この図を見てもわかる通り、感覚機能に関しては生後間もなくから発達し10歳頃には成人レベルに到達します。

ヒトは、生まれて間もない頃は目も見えず寝ることしかできないにも関わらず、1年が経過する頃には周りの状況を見ることができ、何も持たずに1歩・2歩と歩くことができるようになります。

これは自分の身体の重心を感じたり、身体を動かすためにはどのようにすれば良いのかをものすごい勢いで学んでいることになります。

1年間でこれだけの成長をすることは、成人にはできません。

ですから、生まれてから10歳頃までの間に五感を刺激するための様々な刺激を子供与えてあげることが、子供たちの成長には非常に重要で、その後の一生を左右します

 

そんな身体に様々な刺激を与え、協調性能力を育む運動が「コーディネーショントレーニング」です。

コーディネーショントレーニングには7つの要素が含まれます。

①リズム能力(音楽などのリズムに合わせて身体を動かす)

②バランス能力(身体の平衡感覚)

③変換能力(異なる動作をスムーズて行う)

※サッカーのドリブルのように「走る」「ボールを蹴る」を同時に行う

④反応能力(周囲の状況に対して反応する)

⑤連結能力(異なる動作を連続して行う)

※歩きながらスマホを見る

⑥定位能力(自分の身体の位置を知る)

⑦識別能力(視覚や聴覚などの情報を適切に処理する)

アロハキッズでは、このコーディネーショントレーニングを積極的に取り入れ、子供たちの運動神経の発達を促しています。

 

新学期に向けて新しく習い事を始めたい方や、一般的な体操教室に飽きてしまった方。

もしくはお子様に英語に触れる環境をもってもらいたい方。

ぜひ一度アロハキッズのレッスンへお越しください!!

元気いっぱいな先生達がお待ちしております!!

何かご不明点がございましたら、お気軽に公式LINEよりお問い合わせください。

皆さまからのお問い合わせを、お待ちしております。

 

 

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